品川区 V2H完全ガイド2026|補助金・費用・対応車種・設置条件

品川区 V2H完全ガイド2026|補助金・費用・対応車種・設置条件

品川区でV2Hを検討するときの結論

品川区でV2Hを検討すると、「区独自の補助金はあるのか」「東京都と国の制度を併用できるのか」「所有するEVやPHEVが対応するのか」といった疑問が出てきます。最初に、補助制度、車両、住宅の3つへ分けると、自宅への導入可否を整理しやすくなります。

結論からいうと、2026年度に品川区の戸建住宅へ家庭用V2Hを設置する場合、中心となるのは東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」です。

通常の助成は、助成対象経費の2分の1で上限50万円。所定の太陽光発電設備、EVまたはPHEV、V2Hを組み合わせる増額要件を満たした場合は、助成対象経費相当額で上限100万円となります。

品川区の「しながわゼロカーボンアクション助成」には、2026年9月22日時点でV2H単体の助成項目は掲載されていません。ただし、太陽光発電、蓄電池、EV・PHEVなどのZEVには区独自助成があるため、同時導入する設備や車両ごとに確認する必要があります。

国では「令和7年度補正予算 V2H充放電設備の導入補助金」が案内されています。国の制度を利用する場合は、V2Hの発注・工事開始前に申請し、交付決定後に発注・着工するのが原則です。

【このページでわかること】

  • 品川区、東京都、国のV2H関連補助制度
  • 東京都の通常助成と上限100万円の増額条件
  • 太陽光発電、蓄電池、V2Hの役割の違い
  • EV・PHEVの対応確認とV2H機器の選び方
  • 費用、申請手順、停電対策、品川区での設置条件

補助額だけで判断せず、「住宅が対象になるか」「車両と機器が適合するか」「いつ契約できるか」の順に確認すると、補助対象外や設備のミスマッチを避けやすくなります。

品川区で先に確認したい住宅・駐車条件

品川区では、住宅が密集する地域、間口の狭い戸建住宅、ビルトインガレージ、共同住宅が多く見られます。V2Hの補助対象機器を選んでも、設置場所や建物の登記状態によっては、東京都助成の対象にならない場合があります。

検討初期に確認したいのは、次の5項目です。

  • 建物の登記事項証明書に「居宅」が含まれているか
  • 駐車位置からV2H本体までケーブルが届くか
  • 本体の設置・放熱・点検スペースを確保できるか
  • 分電盤までの配線経路を確保できるか
  • 浸水想定区域や塩害地域に該当しないか

東京都の戸建住宅向け助成では、「居宅・共同住宅」「居宅・集合住宅」は対象外とされています。戸建てに見える二世帯住宅でも、登記や家屋番号によって扱いが変わるため、見積り前に登記事項証明書を確認しておくと話が進めやすくなります。

品川区の臨海部や河川・運河周辺では、ハザードマップの想定浸水深も確認しておきたいところです。V2H本体だけでなく、切替盤や通信機器を低い位置へ置いてよいか、メーカーの施工基準と合わせて判断してください。

品川区・東京都・国のV2H関連補助金

品川区でV2Hを導入する場合は、V2H本体だけでなく、太陽光発電、蓄電池、EV・PHEVに使える制度を分けて確認します。制度ごとに申請時期が異なるため、補助額だけを見て契約へ進まないようにしてください。

表1:2026年度に品川区で確認したいV2H関連制度

制度・実施主体対象補助内容申請時の注意点
品川区
「しながわ
ゼロカーボンアクション助成」
V2H単体V2H単体の助成項目は掲載なし東京都と国のV2H制度を確認
品川区
「しながわ
ゼロカーボンアクション助成」
太陽光発電システムA5万円/kW・上限20万円設置完了後申請。
2026年9月15日時点で予定件数超過
品川区
「しながわ
ゼロカーボンアクション助成」
蓄電池システムA3万円/kWh・上限30万円設置完了後申請。
2026年9月15日時点で予定件数超過
品川区
「しながわ
ゼロカーボンアクション助成」
EV・PHEVなどのZEV上限10万円車両区分、登録日、
対象要件を公式ページで確認
東京都
「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」
V2H本体・設置工事通常は対象経費の1/2・上限50万円。
増額要件を満たす場合は
対象経費相当額・上限100万円
原則として契約・設置前に事前申込
国
「令和7年度補正予算
V2H充放電設備の導入補助金」
登録されたV2H機器・工事機種、申請者区分、対象経費で異なる発注・工事開始前に申請し、
交付決定後に着工

品川区の申請期間は、2026年5月25日から2027年3月15日までです。ただし、先着順で予定件数に達すると受付が停止されます。太陽光発電システムAと蓄電池システムAは、2026年9月15日時点で予定件数超過と公表されているため、再開の有無を公式ページで確認してください。

東京都のV2H助成は、都内の戸建住宅へ新規設置する対象機器が中心です。登記事項証明書の建物種類に「居宅」が含まれること、設置日に国のCEV補助制度で対象となっているV2Hであることなどが条件になります。

2026年度の事前申込は5月29日に始まり、受付終了日は2027年3月31日17時です。申請前にメールアドレスを登録し、事前申込フォームから手続きを進めます。

東京都で上限100万円となる条件

通常枠は、税抜きの助成対象経費の2分の1から、国などの補助金額を控除して算定し、上限50万円です。

発電出力50kW未満の太陽光発電システムと、EVまたはPHEVをV2Hと併せて導入済み、もしくは同時に導入するなどの増額要件を満たす場合は、助成対象経費から国などの補助金額を控除した額が対象となり、上限は100万円です。

「最大100万円」は、すべての申請者へ定額で支給される意味ではありません。V2H本体・工事の対象経費、国の補助額、太陽光発電と車両の導入状況によって、実際の交付見込み額は変わります。

品川区は設置後申請、東京都は原則として契約前の事前申込、国は発注・工事開始前の交付申請という違いがあります。利用する可能性がある制度をすべて洗い出し、最も早い手続きに合わせて契約日と工事日を決めてください。

太陽光発電・蓄電池・V2Hの違い

太陽光発電・蓄電池・V2Hの違い

太陽光発電、家庭用蓄電池、V2Hはいずれも家庭の電力に関係しますが、役割は同じではありません。どれか一つを選ぶのではなく、電気を「創る」「ためる」「車と住宅の間で動かす」という役割に分けると、自宅に必要な設備を判断しやすくなります。

表2:太陽光発電・蓄電池・V2Hの役割比較

設備主な役割停電時の特徴向いている家庭
太陽光発電昼間に電気を創る停電時も日射があれば自立運転で
発電可能
昼間の電気使用量が多い家庭
家庭用蓄電池電気を住宅にためる車が不在でも蓄電残量の範囲で
給電可能
夜間や停電時の電力を安定して確保したい家庭
V2HEV・PHEVと住宅の間で
充電・放電する
車が自宅にあり、対応車種であれば
給電可能
EV・PHEVを所有し、大容量の車載電池を活用
したい家庭
太陽光+V2H太陽光の余剰電力をEVへ
充電する
昼間の太陽光と車載電池を組み
合わせられる
EVが日中も自宅にあることが多い家庭
太陽光+蓄電池+V2H創電・定置蓄電・車載電池を
使い分ける
車が外出中でも蓄電池を利用
しやすい
停電対策と自家消費を幅広く考えたい家庭

日中にEVを通勤で使用する家庭では、太陽光の余剰電力をV2H経由で車へためにくいことがあります。この場合は、帰宅後の充電方法や、家庭用蓄電池を併用するかどうかが判断材料になります。

反対に、EVが日中も自宅にある家庭では、太陽光発電とV2Hを組み合わせることで、昼間の余剰電力を走行と家庭の両方へ活用しやすくなります。

設備数を増やせばよいわけではありません。車が自宅にある時間、停電時に使いたい家電、太陽光の発電量、予算を整理したうえで、必要な構成を選んでください。

V2HとDR実証の関係

V2HとDR実証の関係

東京都の補助制度を調べると「DR実証」という言葉が見つかり、V2H助成にも参加が必須だと誤解しやすくなります。

2026年度の東京都V2H事業概要では、DR実証参加はV2H助成の基本要件として示されていません。設備ごとに制度を分けて考えます。

DRはデマンド・リスポンスの略で、電力の需給状況に合わせ、家庭の機器の充放電や使用時間を遠隔制御する仕組みです。

東京都の2026年度DR実証ポータルでは、家庭用蓄電池、家庭用燃料電池、エコキュート等の対象機器や登録アグリゲーターが案内されています。

表3:V2H助成とDR実証の違い

確認項目東京都V2H助成東京都の家庭用DR実証
主な対象戸建住宅に設置する対象V2H対象リストに掲載された蓄電池等
目的EV・PHEVと住宅の双方向給電、太陽光活用、停電対応電力需給に合わせた機器制御の検証
DR参加2026年度V2H助成の基本要件には記載なし対象助成の加算等を受ける場合に契約条件を確認
事業者確認V2H対象機器と助成手続きを確認都登録AG、販売事業者、対象機器を確認

太陽光、家庭用蓄電池、V2Hを一緒に導入する場合は、蓄電池側でDR実証を利用し、V2Hは別の助成制度で申請する構成が考えられます。

「V2HがDR対応か」だけを質問するより、どの設備でどの制度を使うのかを施工会社に図示してもらうと整理が早まります。

DR実証に参加する場合、指定された販売事業者から対象機器を購入することや、交付申請兼実績報告前のDR契約が条件になる制度があります。

契約先、対象型番、通信環境、制御期間を先に確かめてください。

V2Hの仕組み・対応車種・種類・選び方

V2Hは、EVやPHEVへ充電するだけの設備ではありません。車載バッテリーの直流電力を家庭で使える交流電力へ変換し、住宅へ放電できる双方向設備です。

ただし、車両と機器の双方が対応していなければ、充放電機能を利用できません。

充電と放電の流れ

通常時は、電力会社や太陽光発電からEVへ充電します。夕方以降に車から住宅へ放電すれば、昼間の太陽光余剰電力を家庭で使う構成も可能です。

停電時は系統から住宅を安全に切り離し、車載バッテリーから給電します。

ここでの判断材料は、車のバッテリー容量だけではありません。V2H機器の定格出力、200V機器への対応、全負荷か特定負荷か、停電時の起動方法を合わせて見ます。

たとえばエアコン、IH、エコキュートを同時に使いたい場合、使用電力が機器の出力範囲を超えないか確認が必要です。

表4:V2H機器を比較するときの主な種類

比較軸選択肢向いている考え方
系統との接続系統連系型/非系統連系型通常時の電力活用まで重視するか、停電時給電を中心にするか
給電範囲全負荷型/特定負荷型家全体に給電したいか、冷蔵庫・照明など回路を絞るか
太陽光との連携連携型/単機能型昼間の余剰電力をEVへためたいか
停電切替自動/手動不在時や夜間の切替をどこまで自動化したいか
設置構成セパレート/一体型設置スペース、配線距離、保守性のどれを優先するか

「系統連系型」は、電力会社の系統と連携しながら充放電を制御する方式です。「非系統連系型」は、車からの電力と系統電力を同時に住宅へ流さない構成を指します。

メーカーによって名称や制御方法が異なるため、製品カタログの用語だけで比較せず、通常時と停電時の配線図を確認してください。

対応車種は車名だけで判断しない

同じ車名でも、年式、型式、グレード、ソフトウェアの条件によりV2H対応が異なる場合があります。

PHEVは外部充電ができても、住宅への放電に対応しない車種があるため、「充電口があるから使える」とは限りません。

表5:車両とV2H機器の適合確認項目

確認項目見る資料確認する内容
車名・年式・型式車検証、車両メーカー資料V2H放電への対応と注意事項
充電規格車両・V2Hメーカーの適合表コネクターと双方向給電の適合
バッテリー容量車両仕様書停電時に確保したい電力量との釣り合い
放電制限車両取扱説明書最低残量、起動条件、使用中の制約
機器型番V2Hメーカーの対応車種一覧型番ごとの対応可否、必要な更新

購入予定車であれば、納車時期とV2H工事日も合わせます。補助制度の期限に間に合わせるため車種を先に決めても、納車遅延で増額要件を満たせない可能性があるためです。

車両販売店とV2H施工会社の双方から、型式を記載した確認を取ると行き違いを減らせます。

停電時に使いたい家電から逆算する

停電対策では「何日使えるか」より、最初に同時使用する家電を決めます。

冷蔵庫、照明、通信機器、テレビ、給湯器の制御電源などを優先し、エアコンやIHは出力と残量を見ながら使う設計が現実的です。

  • 冷蔵庫と最低限の照明を維持したい
  • スマートフォン、Wi-Fi、パソコンを使いたい
  • 夏冬は一部のエアコンを動かしたい
  • 200VのIHや給湯設備も候補にしたい
  • 翌日の走行に必要な車の残量を残したい

車が外出中は、V2Hから住宅へ給電できません。日中に車を使う家庭では、定置用蓄電池との役割分担も検討対象です。

「大容量だから安心」ではなく、車が自宅にある時間と停電時の生活動線を基準にすると、自宅向けの構成が見えてきます。

V2Hの費用と補助金利用後の考え方

V2Hの費用と補助金利用後の考え方

V2Hの費用を調べると、機器価格だけが表示されている場合があります。ただし、実際の導入費用には分電盤への接続、配線、基礎、切替機器、設定なども含まれるため、本体価格だけでは総額を判断できません。

メーカー公式情報の一例では、ニチコンの系統連系型V2Hに税別49.8万円、54.8万円、89.8万円の希望小売価格が掲載されています。いずれも工事費は別途です。

これはV2H全体の一律相場ではありません。全負荷対応、200V対応、太陽光連携、停電時の自動切替、既存設備との接続方法などによって、選ぶ機器と工事内容が変わります。

表6:V2Hの見積りで確認したい費用

費用項目含まれる内容金額が変わりやすい条件
V2H本体・付属品本体、充放電ケーブル、切替機器、通信機器出力、全負荷、200V、太陽光連携機能
電気工事分電盤接続、専用回路、配線、設定幹線容量、配線距離、隠蔽配線の有無
基礎・設置工事コンクリート基礎、壁面固定、防水処理地面の状態、設置場所、搬入経路
既設設備の改修分電盤、太陽光パワコン、蓄電池との接続設備の年式、メーカー、保証条件
申請・保険等補助申請支援、必要書類、瑕疵保険利用制度、申請者区分、工事内容

見積りを比較するときは、少なくとも次の4通りを分けてもらうと判断しやすくなります。

  • 補助金を利用しない場合の総額
  • 国の補助金が採択された場合
  • 東京都の通常枠を利用する場合
  • 東京都の増額要件を満たす場合

補助金は工事前に受け取れるとは限りません。工事代金をいったん全額支払う必要があるか、補助金が入金されるまでの資金計画も確認してください。

電気代の削減効果は、EVの走行距離、太陽光の余剰電力量、車が自宅にある時間、充放電ロス、電気料金プランによって変わります。

「何年で元が取れるか」だけでなく、停電時の電源確保や太陽光の自家消費に、どの程度の価値を感じるかも判断基準になります。

申請前に確認する流れと注意点

V2H補助金で最も避けたいのは、機器や住宅が対象でも、契約・発注の順序により申請できなくなることです。

東京都と国では、手続きの呼び方や着工可能時期が異なります。見積り段階で利用予定制度を確定し、日付を管理します。

表7:V2H導入と補助申請の基本手順

段階行うこと残しておく資料
1. 条件整理住宅、車両、機器、利用制度を確認登記事項証明書、車検証、機器型番
2. 現地調査・見積り分電盤、設置場所、配線、基礎を確認内訳付き見積書、配置図、配線案
3. 事前手続き東京都の事前申込、国の交付申請を行う受付メール、申請番号、提出控え
4. 契約・着工各制度が認める時点以後に進める契約書、発注書、施工写真
5. 完了・支払い動作確認と取扱説明を受ける保証書、領収書、型番・製造番号写真
6. 実績報告期限内に必要書類を提出完了書類、振込証明、申請控え

東京都の2026年度手引きでは、原則として事前申込受付後の契約が条件です。

2026年4月1日から6月30日までの契約には経過措置がありますが、これから検討する方が遡って使うものではありません。受付完了メールを保管し、契約可能日を施工会社と共有してください。

国の制度は、発注と工事開始の前に交付申請を行い、交付決定通知後に発注・着工する流れです。

予算不足のおそれがある場合は、受付期間が短縮されることもあります。国の採択を前提に契約するなら、不採択や減額時の扱いを契約書で確認しておくと安心です。

申請前に整理する情報は、次の5点です。

  • 建物の登記上の種類と所有・使用権
  • EV・PHEVの車名、年式、型式、納車予定日
  • V2H本体の型番と国・東京都の対象可否
  • 太陽光、蓄電池、分電盤のメーカー・型番
  • 契約、事前申込、交付決定、工事、支払いの予定日

補助制度は、受付期間内でも予算状況により終了する場合があります。

申請時には品川区、クール・ネット東京、次世代自動車振興センターの最新ページを確認してください。

品川区で見落としやすい設置条件

品川区では、敷地に余裕のある戸建住宅だけでなく、住宅が密集する地域、前面道路が狭い住宅、集合住宅も多く見られます。

V2Hが補助対象でも、機器スペース、車との距離、搬入・作業場所を確保できなければ、設置計画を見直すことになります。

狭小地・ビルトインガレージ

機器本体の寸法だけでなく、放熱、点検、ケーブルの取り回しに必要な空間を見ます。

駐車時に充放電コネクターが届くか、ケーブルが歩行経路や自転車の出し入れを妨げないかも、現地で確かめてください。

ビルトインガレージでは、壁材への固定方法、換気、雨水の侵入経路、分電盤までの配線が検討事項です。

外壁を貫通する場合は、防水処理と将来の点検方法を施工図に残してもらうと安心です。

集合住宅・二世帯住宅

東京都の戸建住宅向けV2H助成では、「居宅・共同住宅」「居宅・集合住宅」が対象外です。

戸建てに見えても、登記上の種類や家屋番号により判断が変わることがあります。

分譲マンションでは、専用駐車区画であっても、共用部の電気設備、管理規約、管理組合の承認が関係します。

戸建て向け助成が使えると決めつけず、建物区分と別制度の有無から確認してください。

浸水・塩害・避難動線

品川区には、東京湾に近い地域や河川・運河周辺があります。

住所ごとに品川区のハザードマップを確認し、想定浸水深がある場所では、V2H本体、切替盤、通信機器を低い位置へ設置してよいか検討が必要です。

臨海部では、メーカーが定める塩害地域の設置条件も確認します。

潮風の影響、固定金具の仕様、保証対象となる設置距離は製品ごとに異なるため、施工会社の経験だけでなく、メーカー施工要領を根拠に判断してください。

現地調査では、次の項目を写真と図面で残してもらうと比較しやすくなります。

  • 本体、切替盤、分電盤、車両の位置関係
  • ケーブル長と歩行・駐車・避難動線
  • 基礎、壁面固定、防水、排水の方法
  • ハザードマップと想定浸水深への対応
  • 停電時に給電する回路と起動手順

V2Hの施工会社を選ぶポイント

V2Hの相談先・施工会社の選び方

V2Hは、本体を販売するだけでは設置できません。所有車との適合確認、分電盤や既設太陽光との接続、停電時の給電範囲、補助申請の順序まで一つの計画として考える必要があります。

価格だけで決めず、現地調査の内容と、契約前にどこまで説明してもらえるかを比べてください。

表8:V2Hの相談先を比較するときの確認項目

確認項目確認したい内容注意したい回答
車両適合車検証の型式とV2H型番を照合するか車名だけで設置可能と判断する
現地調査分電盤、配線、基礎、駐車位置を確認するか写真だけで最終見積りを確定する
補助申請東京都と国の申請順序を説明できるか契約後でも申請できると一括して説明する
停電時の動作全負荷・特定負荷、200V、切替方法を説明するか「停電時も家中で使える」とだけ説明する
見積書本体、工事、追加工事を分けているか一式表記が多く、内訳がわからない
保証・点検メーカー保証、施工保証、故障時窓口が明確か工事後の連絡先が曖昧

既設の太陽光発電や蓄電池がある場合は、機器同士を接続できるかだけでなく、既存設備の保証に影響しないかも確認してください。

相談時には、見積書、配置図、単線結線図、工程表へ説明内容を反映してもらうと、営業担当者と工事担当者の認識違いを防ぎやすくなります。

東京都のV2H設置を相談できる株式会社ソルト

東京都の制度に対応する株式会社ソルト

補助制度と設備条件を個別に調べても、自宅でどのように組み合わせられるか判断しにくい場合があります。

株式会社ソルトでは、東京都内の太陽光発電、蓄電池、V2Hについて、現地調査、設備構成、設置工事、補助申請に関する相談を受け付けています。

品川区で相談する場合は、EV・PHEVの型式、駐車位置、分電盤、既設太陽光・蓄電池などを確認し、V2Hの設置可否と必要な工事を整理します。

東京都のV2H助成と、蓄電池側で利用を検討するDR実証は別の制度です。どの設備でどの制度を利用するのかを分けて確認すると、申請条件を整理しやすくなります。

品川区では、狭小地、ビルトインガレージ、臨海部、二世帯住宅など、現地で確かめたい条件が少なくありません。補助額だけで判断せず、設置場所と電気設備を確認したうえで検討してください。

品川区のV2Hでよくある質問

品川区でV2Hを検討する際は、補助金額だけでなく、契約できる時期、所有車との適合、停電時の給電範囲なども疑問になりやすいところです。
ここでは、相談前に確認しておきたい質問を簡潔に整理します。

品川区には2026年度のV2H補助金がありますか?

品川区の2026年度「しながわゼロカーボンアクション助成」には、V2H単体の助成項目は掲載されていません。
太陽光発電や蓄電池には区独自助成があります。V2Hは東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」と国の公募状況を分けて確認してください。

東京都のV2H補助金はいくらですか?

通常は助成対象経費の2分の1で上限50万円です。
発電出力50kW未満の太陽光発電設備とEVまたはPHEVをV2Hと併せて導入済み、または同時導入するなどの増額要件を満たす場合は、助成対象経費相当額で上限100万円となります。国などの補助金は算定時に控除されます。

V2H補助金を申請する前に契約してもよいですか?

東京都の2026年度制度は、原則として事前申込受付後に契約します。
国の制度は発注・工事開始前に申請し、交付決定後の着工が原則です。制度ごとに順序が異なるため、利用予定の全制度を決めてから契約日を設定してください。

V2H補助金にはDR実証への参加が必要ですか?

2026年度の東京都「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」では、DR実証参加は基本要件として示されていません。
DR実証は、主に対象の家庭用蓄電池などを遠隔制御する別の仕組みです。蓄電池も導入する場合は、設備ごとの対象制度を確認します。

所有するEVやPHEVがV2Hに対応しているか確認する方法は?

車名だけでなく、年式、型式、グレードを車検証と車両メーカー資料で確認し、V2Hメーカーの対応車種一覧と照合します。
同じ車名でも条件が異なる場合があるため、車両型式とV2H型番を施工会社へ伝えてください。

停電時は家中の家電を使えますか?

全負荷型か特定負荷型か、V2Hの定格出力、200V対応、車の残量によって異なります。
冷蔵庫、照明、通信機器など優先する家電を決め、同時使用電力が上限を超えない構成を現地調査時に確認すると判断しやすくなります。

品川区の狭小住宅やビルトインガレージにも設置できますか?

機器の設置・点検スペース、分電盤までの配線、基礎、換気、車両との距離を確保できれば、設置可能な場合があります。
浸水想定区域や臨海部では、設置高さや塩害条件も確認が必要です。図面だけで決めず、現地調査を依頼してください。

太陽光発電・蓄電池・V2H

自宅に合う補助金とV2Hを確認したい方へ

品川区の太陽光や蓄電池も同時に検討する場合は、設備ごとの制度と設置条件を確認してください。

同じ住宅でも、V2H・蓄電池・太陽光では申請先や受付状況が異なります。

内部リンク

V2H|東京都の補助金制度を活用した設置情報
https://tokyo.n-salt.net/v2h/

品川区の蓄電池補助金2026|東京都助成・DR実証
https://tokyo.n-salt.net/shinagawaku/shinagawa-battery-subsidy/

品川区の太陽光発電補助金2026年版
https://tokyo.n-salt.net/shinagawaku/shinagawa-solar-subsidy-2026/

品川区の太陽光・蓄電池・V2H関連記事
https://tokyo.n-salt.net/shinagawaku/

東京都の太陽光・蓄電池・V2H補助金2026年版
https://tokyo.n-salt.net/solar/tokyo-solar-subsidy-2026/

東京都の太陽光・蓄電池工事|株式会社ソルトが選ばれる理由
https://tokyo.n-salt.net/salt/

東京都の太陽光発電・蓄電池・V2H無料相談
https://tokyo.n-salt.net/contact/

公式外部リンク

品川区|令和8年度しながわゼロカーボンアクション助成
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-kankyo/kankyo-kankyo-zyosei/20250310125732.html

クール・ネット東京|令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業
https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/v2h-r8/

次世代自動車振興センター|令和7年度補正予算 V2H充放電設備の導入補助金
https://www.cev-pc.or.jp/hojo/v2h.html

クール・ネット東京|DR実証ポータルサイト
https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/aggre_home/drdemonstration/