太陽光発電のメンテナンスと点検|定期点検の時期・自分で確かめること・点検を頼む目安【東京都の戸建】
この記事の目次

太陽光発電のメンテナンスの要点(2026年10月12日確認)
- 日常月1回程度、発電量とパワコンの表示を確かめる。屋根は地上から見る
- 定期点検専門の技術者が1年目・5年目、その後は4年ごとに点検する(太陽光発電協会の目安)
- 注意屋根には上らない。壊れたパネルは日中も発電するので近づかない
- 制度FITで売電している太陽光は、保守点検と維持管理が求められている
- 当社当社の施工例の保証では、無料の点検20年
監修:株式会社ソルト 東京支社(日野市豊田)
太陽光発電は動く部品が少ない設備ですが、メンテナンスがいらないわけではありません。発電量が少しずつ下がっていても、ふだんの暮らしでは気づきにくいためです。
この記事では、太陽光発電のメンテナンスとして自分で確かめること、定期点検の時期、点検を頼む目安を、工事を担当する立場から説明します。当社で施工したお宅の点検と保証もまとめました。
太陽光発電のメンテナンスは、日常の確認と定期点検の2つ
ふだんは自分で発電量と機器の表示を確かめ、数年に1回は専門の技術者に点検してもらいます。
| 日常の確認 | 定期点検 | |
|---|---|---|
| だれが | お住まいの方 | 専門の技術者 |
| いつ | 月1回程度。地震や台風のあとも | 1年目・5年目、その後は4年ごと |
| 何を見るか | 発電量、パワコンの表示、地上から見えるパネルや配線 | パネルと取り付けの状態、電気の測定、パワコンの動き、ねじや端子の緩み |
| 道具 | 発電モニターと目視だけ | 測定器を使う |
月1回、発電量とパワコンの表示を確かめる
日常の確認は、工具も測定器も使わずにできます。太陽光発電協会の資料では、月1回程度を目安にしています。
- 発電量:発電モニターで、前の年の同じ月と比べて大きく下がっていないか。電気の使い方が同じなのに、売電量だけが大きく減っていないか
- パワコン:エラーの表示が出ていないか。水にぬれた跡やさびがないか
- パネル:地上から見て、割れや目立つ汚れ、部品の外れがないか
- 配線と接続箱:ケーブルが垂れ下がっていないか。接続箱や配管に割れや焦げがないか
発電量は季節と天気で変わるため、前の月ではなく、前の年の同じ月と比べます。季節ごとの発電量の違いは、季節別の太陽光発電量にまとめています。
屋根には上らず、地上から見る
パネルの確認や掃除のために、ご自分で屋根に上らないでください。落ちる危険があり、パネルや屋根を傷めることもあります。
- パネルは光が当たると発電します。割れたパネルや、水につかった機器には近づかないでください。感電のおそれがあります。
- 汚れやごみで発電量が下がることもあります。汚れが気になるときは、施工した会社に相談します。
- 地震や台風のあとは、地上から部品の外れやケーブルの垂れ下がりを見ます。
定期点検は1年目・5年目、その後は4年ごと
太陽光発電協会の資料では、専門の技術者による定期点検を、発電を始めてから1年目、5年目、9年目以降は4年ごとに行うとしています。
| 点検する所 | 主な内容 |
|---|---|
| 太陽光パネル | 外観、屋根への取り付けの状態、ねじの締め付け |
| 接続箱・配線 | 端子の緩み、電気の測定 |
| パワコン | 動きの確認、表示 |
2017年4月の法改正で、FIT(固定価格買取制度)の認定を受けたほとんどの太陽光発電に、適切な保守点検と維持管理が求められるようになりました。売電している家も、点検の記録を残しておきましょう。
こんなときは、点検を頼む
次のどれかに当てはまるときは、定期点検の時期でなくても、施工した会社に連絡します。
- 前の年の同じ月より、発電量が大きく下がった
- パワコンにエラーが出る、止まっている
- パネルの割れ、部品の外れ、ケーブルの垂れ下がりが地上から見える
- 接続箱や配管に、割れや焦げがある
- 屋根の葺き替えや塗装で、パネルを外す予定がある
パワコンは、パネルより先に交換の時期が来る機器です。メーカーの保証の年数を目安にして、保証が終わる前に点検を受けておくと、交換が要るかを判断しやすくなります。
東京都の補助を受けた太陽光は、17年の処分制限期間があります(東京都の太陽光補助金)。期間内に外したり処分したりするときは、先に承認の手続きを確かめます。
当社で施工したお宅の点検と保証
当社の最近の施工例(2026年6月の足立区・世田谷区・町田市)では、保証に無料の点検20年が入っています。
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| 太陽光パネルの出力保証 | 30年 |
| 太陽光パネルの製品保証 | 30年 |
| システム機器の保証 | 20年 |
| 工事の補償 | 20年 |
| 無料の点検 | 20年 |
| 自然災害の補償 | 10年 |
保証の内容と期間は、機器や契約によって変わります。点検の時期と内容は、お手元の保証書で確かめてください。他社で設置した太陽光の保証や点検は、設置した会社かメーカーにお問い合わせください。
相談の前に用意していただくもの
- 保証書と、設置した年がわかる書類
- 発電モニターの記録(前の年の同じ月と比べられるもの)
- パワコンにエラーが出ている場合は、その表示の写真
- 気になる所を地上から撮った写真
太陽光発電のメンテナンスによくある質問
太陽光発電にメンテナンスは必要ですか?
必要です。発電量が下がっていても、ふだんは気づきにくいためです。月1回程度の発電量とパワコンの表示の確認と、専門の技術者による定期点検を組み合わせます。
定期点検はどのくらいの間隔で受けますか?
太陽光発電協会の資料では、発電を始めてから1年目、5年目、9年目以降は4年ごとが目安です。保証に点検が入っている場合は、保証書の時期に合わせます。
パネルの汚れは自分で掃除してよいですか?
屋根に上っての掃除はしないでください。落ちる危険があり、パネルを傷めることもあります。汚れで発電量が下がっていると感じたら、施工した会社に相談します。
パワコンにエラーが出たらどうすればよいですか?
表示を写真に撮り、取扱説明書で内容を確かめてから、施工した会社かメーカーに連絡します。止まったままにすると、その間は発電した電気を使えず、売電もできません。
地震や台風のあとは、何を確かめればよいですか?
地上から、パネルの割れ、部品の外れ、ケーブルの垂れ下がりを見ます。壊れたパネルは日中も発電するため、近づかずに施工した会社に連絡してください。
ソルトで施工した太陽光の点検は無料ですか?
当社の最近の施工例の保証では、無料の点検が20年入っています。保証の内容は機器と契約で変わるため、お手元の保証書で確かめてください。点検の時期が近い方は、お電話かお問い合わせのページからご連絡ください。
当社で施工した太陽光の点検・不具合のご相談
発電量が下がった、パワコンにエラーが出たなど、当社で施工した太陽光で気になることがあれば、保証書と発電モニターの記録をご用意のうえご連絡ください。これから太陽光・蓄電池を入れる方の現地調査も、株式会社ソルトが東京都内で承ります。
出典と更新履歴
- 太陽光発電協会:太陽光発電設備のリスクの説明(日常点検・定期点検、PDF)
- 滋賀県:太陽光発電設備の保守点検・維持管理(2017年4月の再エネ特措法の改正)
- クール・ネット東京:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(取得財産の処分の手続き)
監修:株式会社ソルト(東京都日野市豊田3丁目25-4 ウィステリア豊田1F)
- 2026年10月12日:公開





