東京都江東区で太陽光発電1.45kWとDMM蓄電池15kWhタイプを設置|全負荷対応の施工実績

東京都江東区で太陽光発電1.45kWとDMM蓄電池15kWhタイプを設置|全負荷対応の施工実績

東京都江東区で太陽光発電1.45kWとDMM蓄電池15kWhタイプを設置|全負荷対応の施工実績

太陽光パネルを多く設置しない構成でも、蓄電池を組み合わせる意味はあるのでしょうか。判断のポイントは、昼間の発電量だけでなく、夜間の電気使用量や停電時に残しておきたい電力量まで考えることです。

2026年7月、東京都江東区で、ハンファジャパンの太陽光発電1.45kWとDMM.make smartハイブリッド型蓄電システム15kWhタイプを設置しました。290Wパネル5枚に、全負荷自動切替盤と蓄電システムの延長保証を組み合わせた事例です。

江東区で採用した設備構成

自宅で同じような設備を検討する際は、まず太陽光と蓄電池それぞれの役割を分けて見ると分かりやすくなります。太陽光は電気をつくる設備、蓄電池は電気をためて使う時間をずらす設備です。

今回の構成を、主要な項目に絞ってまとめました。

表1:施工概要と採用設備

項目内容
工事時期2026年7月
施工地域東京都江東区
太陽光パネルハンファジャパン Re.RISE-NBC MS290
パネル枚数・合計出力290W×5枚・1.45kW
蓄電システムDMM.make smart 4.95-15N-DM・15kWhタイプ
停電対応機器テンパール 全負荷自動切替盤 MA357AC7HW
延長保証15kWhセットの10年延長保証を採用・合計20年

この構成をそのまま選ぶのではなく、自宅の発電予測と電気使用量を照らし合わせてください。太陽光容量が同じでも、昼間に在宅する家庭と夜間に電気を多く使う家庭では、蓄電池へ回せる電力量が異なります。

290Wパネル5枚で1.45kWを確保

290Wパネル5枚で1.45kWを確保

太陽光の設置を考えると、「何kW載せられるか」に目が向きがちです。ただし、容量だけでなく、屋根の向きや影の影響を含めて発電量を判断する必要があります。

今回採用したRe.RISE-NBC MS290は、公称最大出力290Wの小型パネルです。5枚の出力を合計すると1,450W、つまり1.45kWになります。製品の寸法や仕様は、ハンファジャパンの公式製品ページで確認できます。

1.45kWは一定の試験条件で測った出力の合計で、一日に発電する電力量ではありません。例えば、午後に隣の建物の影がかかる屋根では、同じ枚数でも日当たりのよい屋根と発電量が変わります。設置前には、屋根面ごとの配置案と発電予測を施工担当者に確認しましょう。

15kWhの蓄電池は充電方法まで考える

15kWhの蓄電池は充電方法まで考える

「太陽光1.45kWに対して、15kWhの蓄電池は大きすぎないか」と感じる方もいるでしょう。太陽光だけで毎日満充電にする前提ではなく、家庭内で使う電気と蓄電池へ回せる電気を分けて考える必要があります。

仮に1.45kWで5時間発電し続けたとしても、発電電力量は7.25kWhです。これは計算例であり、実際には日射の変動や変換ロスがあり、昼間に家庭で使う分も差し引かれます。そのため、太陽光だけで15kWh分を毎日充電できるとはいえません。

電力会社からの電気で充電する運用も含め、料金プラン、充電時間、停電用に残す量を検討します。安い時間帯に充電する場合も、充放電ロスがあるため、料金差だけで電気代削減を判断しないようにしてください。

今回の蓄電システムを構成する機器は次のとおりです。

表2:蓄電システムの主要機器

機器・型番数量・役割
ハイブリッドパワーコンディショナ 4.95-LB0-DM1台・太陽光と蓄電池の電気を変換・制御
DC-DCコンバータ 5KW-NHC0-DM1台・蓄電池側の電圧を変換
蓄電池ユニット 5-NHE0-DM3台・電気を蓄える部分
CTセット SmartPS2000-100-A1セット・電力の流れを検出
全負荷自動切替盤 MA357AC7HW1式・停電時の電源切り替え

ハイブリッド型とは、太陽光発電と蓄電池の電気を共通のパワーコンディショナで扱う方式です。機器を選ぶ際は、蓄電容量に加えて、充電できる電力や一度に取り出せる電力も確認してください。

なお、4.95-15N-DMは、メーカー公式では電池容量15.36kWh、カタログでは実効容量15kWhとして案内されています。実効容量は所定の条件で取り出せる電力量の目安で、家電を使える時間そのものではありません。DMM公式製品情報・公式カタログ

全負荷対応でも、同時に使える電力には上限がある

全負荷対応でも、同時に使える電力には上限がある

停電時に別の部屋へ延長コードを引き回すことなく、普段の回路を使いたい。そのような使い方を検討する際、全負荷対応が選択肢になります。今回は全負荷自動切替盤を採用した構成です。

ただし、全負荷対応は家電を無制限に使えるという意味ではありません。蓄電池の残量、パワーコンディショナの出力、各回路の条件によって、使える組み合わせが変わります。

例えば、冷蔵庫や照明に加えて電子レンジと電気ケトルを同時に使うと、必要な電力が一気に増えます。引き渡し時には、停電時に優先する家電と、同時使用を避ける家電を具体的に確認しておくと判断に迷いません。

設置前は屋根・電気使用量・設置場所を確認

同じ江東区内でも、建物の配置や屋根の状態、機器を置く場所は住宅ごとに異なります。地域名やパネル枚数だけで効果を決めつけず、現地調査と電気使用量の確認を組み合わせて検討します。

特に今回のように、太陽光に対して蓄電池容量が大きい構成では、どのように充電して何に使うのかを先に整理すると、設備の比較がしやすくなります。

表3:導入前の確認項目と判断の目安

確認項目判断の目安
屋根の向き・影季節や時間帯による発電量の変化を見る
昼間の電気使用量発電した電気のうち、蓄電池へ回せる量を見積もる
夜間の電気使用量蓄電容量をどの程度使うか確認する
蓄電池の設置場所搬入経路、放熱、点検スペースを確保する
分電盤と使用家電停電時の給電範囲と同時使用の条件を確認する
料金プラン・運転設定充電費用と充放電ロスを含めて比較する

例えば、昼間の使用量が多ければ、発電した電気の多くをその場で使い、蓄電池へ回る量は少なくなります。電力会社の時間帯別使用量データを用意すると、契約前の相談で容量と運転方法を具体的に検討できます。

太陽光の仕組みから確認したい方は太陽光発電の基礎ガイド、容量選びで迷う方は蓄電池の基礎ガイドも参考にしてください。

補助制度は契約前に対象条件を確認

補助金を利用したい場合、設備の容量だけで受給額を決めることはできません。対象機器、申請時期、契約や着工の順序など、制度ごとの条件があるためです。

東京都の蓄電池助成は、クール・ネット東京の公式案内で申請時点の要件を確認してください。江東区独自の制度を併用したい場合も、対象設備と受付状況、併用条件を個別に確かめます。

資金計画では、補助金が利用できる場合と利用できない場合の両方を比較すると、自己負担を判断しやすくなります。申請を前提にする場合は、契約前の段階で施工会社と手続きの時期を整理しましょう。20年への延長保証は対象範囲も確認

よくある質問

Q1. 太陽光1.45kWで15kWhの蓄電池を毎日満充電にできますか?

毎日満充電になるとは限りません。発電量は天候や季節で変わり、昼間に家庭で使う電気を差し引いた分が蓄電池へ回ります。電力会社からの充電も含め、電気使用量と料金プランに合う運転方法を検討してください。

Q2. 太陽光の容量が小さくても、蓄電池を設置する意味はありますか?

余剰電力の夜間利用や停電への備えとして検討できます。ただし、太陽光から充電できる量が少ない場合は、電力会社からの充電が運用の中心になることもあります。導入費用、充電費用、停電時に確保したい電力量を合わせて判断してください。

Q3. 全負荷対応なら、停電中もすべての家電を同時に使えますか?

無制限には使えません。蓄電池の残量、機器の出力上限、各回路の条件によって使える家電が変わります。停電時に優先する家電を決め、消費電力の大きい機器の同時使用について施工担当者に確認してください。

Q4. 20年保証があれば、修理費用はすべて無料になりますか?

保証期間だけでは判断できません。対象機器、故障の原因、免責事項、出張費や作業費の扱いによって対応が変わります。契約時に保証条件を確認し、引き渡し時に保証書と連絡先を保管してください。

江東区で太陽光・蓄電池を相談する

太陽光と蓄電池は、容量の数字だけで選ぶより、電気をつくる時間と使う時間を照らし合わせる方が、自宅に合う構成を考えやすくなります。ソルトでは、屋根や設置場所、停電時に使いたい家電も含めてご相談いただけます。

  • パネル5枚程度の構成で、どのくらい発電するか知りたい
  • 15kWhの蓄電池が自宅の使用量に合うか検討したい
  • 全負荷対応で使える回路と家電を確認したい
  • 料金プランに合う充電・放電の設定を相談したい
  • 保証内容や補助制度の条件を整理したい

電気使用量のデータ、建物図面、設置候補場所の写真があると、相談が具体的になります。お問い合わせページから、希望する使い方と現在の悩みをお知らせください。