港区でV2Hを検討する方へ|2026年補助金・費用・対応車種・設置条件をわかりやすく解説

港区のV2H補助金2026年版|費用・対応車種・DR実証・設置条件まで解説

港区のV2H補助金2026年

港区でV2Hを検討すると、「2026年度はいくら補助されるのか」「自分のEVでも使えるのか」「マンションにも設置できるのか」など、最初に確認したいことがいくつもあります。

結論からいうと、港区の戸建住宅で家庭用V2Hを導入する場合、まず確認したいのは東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」です。

2026年度は、通常申請では助成対象経費の2分の1・上限50万円。所定の太陽光発電設備、EVまたはPHEV、V2Hをそろえるなど増額要件を満たした場合は、10分の10・上限100万円となります。

東京都の令和8年度事前申込は2026年5月29日に開始され、受付終了は2027年3月31日17時です。これから契約する場合は、原則としてV2Hの契約前に事前申込を行います。

一方、国の令和7年度補正予算によるV2H充放電設備補助金は、2026年8月27日に申請受付を終了しました。現在から検討を始める場合、国の補助金を受けられる前提で資金計画を立てない方が安全です。

港区にも「電気自動車等用充電設備」の助成があります。ただし、港区公式ページで区分として明示されているのは急速充電設備と普通充電設備です。東京都制度と同じ意味での「家庭用V2H本体」独自助成は、現在の公式案内では確認できません。

港区でV2Hを考えるときは、補助金だけで決めるのではなく、住宅・車・使い方の3つを一緒に確認することが判断の分かれ目になります。

【このページでわかること】

  • 港区で確認したい2026年度のV2H補助制度
  • 東京都の上限50万円・100万円となる条件
  • V2HとDR実証、家庭用蓄電池との違い
  • EV・PHEVとV2H機器の対応確認方法
  • 太陽光発電・蓄電池・V2Hをどう組み合わせるか
  • 港区の戸建・マンションで見落としやすい設置条件

港区でV2Hを検討する前に知っておきたいこと

港区でV2Hを検討する前に知っておきたいこと

港区でV2Hを検討するとき、補助金額だけを先に見て機器を決めてしまうと、自宅に設置できない、所有車が対応していない、希望した停電対策ができないといった問題が起こりかねません。まず「住宅・車・目的」の3点から整理すると判断しやすくなります。

V2Hは「Vehicle to Home」の略で、EVやPHEVに搭載された駆動用バッテリーと住宅を接続する設備です。

普通充電器との大きな違いは、住宅から車へ充電するだけでなく、車から住宅へ電気を戻せることにあります。

例えば太陽光発電がある住宅なら、昼間につくった電気をEVへ充電し、必要に応じて住宅側へ放電する構成も可能です。

停電時には、対応するEV・PHEVを家庭用の非常電源として利用できます。

ただし、V2H機器だけ購入すれば希望する使い方ができるわけではありません。

導入前には次の点を整理しておきましょう。

  • 所有している、または購入予定のEV・PHEV
  • 太陽光発電の有無と発電容量
  • 駐車場所から分電盤までの距離
  • 停電時に動かしたい家電や設備
  • 戸建住宅か集合住宅か

特に港区は集合住宅が非常に多い地域です。

港区の住宅基本計画では、居住世帯のある住宅約13.7万戸のうち約12.8万戸が共同住宅とされており、戸建住宅の比率は約5%です。港区は2026年度の施政方針でも「世帯の約9割が集合住宅で暮らしている」としています。

そのため「港区でV2H」と一括りにするより、戸建住宅なのか、マンションの専用駐車場・共用駐車場なのかを最初に分けるほうが現実的です。

2026年度|港区・東京都・国のV2H補助金

V2H補助金は「港区の制度だけを探せばよい」というものではありません。2026年度は東京都と国を分けて確認し、港区の制度についてはV2H本体と普通・急速充電設備を混同しないことがポイントになります。

表1|港区で確認したい2026年度V2H関連制度

制度V2Hとの関係補助内容・現状申請時のポイント
東京都「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」V2H本体が対象通常1/2・上限50万円。増額要件を満たす場合10/10・上限100万円原則として契約前の事前申込
港区「電気自動車等用充電設備」EV充電設備急速充電設備、普通充電設備を対象に助成工事着工前に申請
国「令和7年度補正 V2H充放電設備補助金」V2H本体2026年8月27日に受付終了現時点では新規申請不可
東京都の蓄電池助成DR実証との関係あり蓄電池本体助成+DR実証参加上乗せ等V2H助成とは別制度として確認

東京都のV2H助成では、都内の戸建住宅へ新規設置することや、設置日に国のCEV関連制度で補助対象となっているV2H機器であることなどが要件になっています。対象設備の設置期間は2026年4月1日から2028年9月29日までです。

東京都は通常50万円、条件を満たせば最大100万円

2026年度の基本的な考え方は次のとおりです。

通常申請では、

助成対象経費×1/2-国などから受ける補助金

を基本として計算し、上限50万円となります。

所定の太陽光発電設備とEVまたはPHEVを所有するなど増額要件を満たす場合は、

助成対象経費×10/10-国などから受ける補助金

となり、上限は100万円です。

つまり「東京都100万円+国75万円をそのまま足せる」と考えるのは適切ではありません。国などから同じ対象経費に補助金を受ける場合、その額を差し引いて東京都の助成額を計算する仕組みがあります。

詳細は申請時点の手引きで確認してください。

港区独自の家庭用V2H本体助成はどうなる?

2026年9月1日時点で港区公式サイトを確認すると、「電気自動車等用充電設備」の制度が実施されています。

区民向けでは、新品の対象設備を区内の居住場所へ設置することなどが条件です。

助成対象として公式ページに示されている区分は、

  • 急速充電設備
  • 普通充電設備

となっています。

普通充電設備は1基10万円、最大5基まで。急速充電設備は設置経費の4分の1、1基50万円が上限です。申請は工事着工前、2027年1月29日までとされています。

ただし、東京都の戸建住宅向けV2H助成のように、家庭用V2H本体を独立して対象とする区独自区分は、現行の港区公式案内では確認できません。

「V2Hも充電できる設備だから港区の普通充電設備助成をそのまま使える」と自己判断せず、型番を決める前に港区へ対象可否を確認するのが安全です。

なお、港区は他の助成金との併用自体を認めていますが、併用先の制度側に制限がある場合はその条件が優先されます。

国の2026年V2H補助金は受付終了

国では令和7年度補正予算としてV2H充放電設備の導入補助が実施されました。

個人宅・マンションについては、機器1/2・機器上限75万円、工事1/1・工事上限55万円という枠組みが示されていました。

ただし、次世代自動車振興センターは2026年8月27日にV2H補助金の交付申請受付を終了しています。

今から港区でV2Hを検討する場合は、国の補助を見積りへ織り込まず、東京都制度を中心に試算するほうが現実的です。

V2HとDR実証は別々に考えるとわかりやすい

V2HとDR実証は別々に考えるとわかりやすい

東京都の補助金を調べると「DR実証」という言葉が出てくるため、「V2Hの補助金を受けるにはDRへ参加する必要があるのでは?」と迷う方もいるでしょう。2026年度は、V2Hの助成と家庭用蓄電池のDR実証を分けて考えると整理しやすくなります。

DRは「Demand Response(デマンドレスポンス)」の略です。

電力が多く使われる時間帯などに、家庭用蓄電池などの充放電を遠隔制御し、電力需要を調整する仕組みを指します。

2026年度の東京都「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」では、DR実証への参加はV2H助成の基本要件として示されていません。

一方、東京都の家庭用蓄電池助成ではDR実証参加による加算制度があります。DR参加のみの場合の10万円加算や、条件を満たすエネルギーマネジメント機器・IoT関連機器を設置するケースなど、構成によって扱いが異なります。

表|V2H助成と蓄電池DR実証の違い

項目V2H助成家庭用蓄電池のDR実証
主な対象V2H充放電設備家庭用蓄電池など
DR参加V2H助成の基本要件ではないDR加算を受ける場合に関係
主な目的EV・PHEVと住宅の間で充放電電力需給に合わせて蓄電池を制御
確認方法V2H制度の手引きを確認蓄電池制度・DR対象機器を確認

V2Hだけを設置する場合、DR実証を前提に考える必要はありません。

太陽光発電・家庭用蓄電池・V2Hをまとめて導入する場合は、V2H側と蓄電池側の制度を分けて確認してください。

特にDR対象機器や対象事業者は更新されるため、蓄電池を契約する時点の公式情報を確認することが判断の分かれ目になります。

V2Hの仕組み・種類・対応車種を確認

「EVならどの車でもV2Hにつなげる」とは限りません。車両側が外部への放電に対応し、選ぶV2H機器との組み合わせについてメーカーが動作確認していることが前提になります。

V2Hでは、大きく2方向に電気が流れます。

充電
住宅・電力系統・太陽光発電 → V2H → EV・PHEV

放電
EV・PHEV → V2H → 住宅

普通充電器は基本的に「家から車へ」の一方向です。

V2Hなら車から住宅へ戻せるため、EVを大型の蓄電池として使える点が最大の違いになります。

系統連系型と非系統連系型

V2H機器を比較するときは、停電時だけでなく通常時の使い方にも目を向けます。

表3|V2Hのタイプを比較

種類主な特徴向いている使い方
系統連系型電力会社の系統と連系しながら充放電を制御太陽光の自家消費、EV電力の家庭利用まで考えたい
非系統連系型系統と切り離した状態で給電する構成主に停電時のバックアップ用途を重視
蓄電池連携型太陽光・家庭用蓄電池・EVを一体的に制御できる構成がある電気をつくる・ためる・車へ移す流れをまとめたい

製品によって制御方法や停電時の切替方法が異なります。

「高機能な製品を選ぶ」より、自宅でどう使いたいかを決めてから機能を絞るほうが選びやすくなります。

V2H対応車種は機器ごとに確認する

2026年8月時点でニチコンが公開している対応車種には、日産リーフ・アリア・サクラ、三菱eKクロスEV・アウトランダーPHEV・エクリプスクロスPHEV、トヨタbZ4Xなど、多数のEV・PHEVがあります。

近年はトヨタ、レクサス、BYDなど対応車種も広がっていますが、年式や仕様によって条件が異なる車種があります。

表4|車両とV2Hを確認するときのポイント

確認項目見るところ
車種メーカー・正式車名
年式・型式同じ車名でも対応状況が異なる場合がある
急速充電機能V2H接続に必要となる車種がある
充放電対応「充電できる」だけでなく車から放電できるか
V2H機器メーカーの最新対応車種一覧に掲載されているか

三菱自動車も、V2H機器との接続には車両に急速充電機能が必要と案内しています。

中古EVを購入してV2Hへ接続する場合は、特に年式・グレード・急速充電ポートの有無を確認してください。

停電したら何が使える?

停電対策を目的にV2Hを選ぶなら、「EVのバッテリー容量が大きいか」だけでは判断できません。

確認したいのは次の4点です。

  • V2Hの停電時最大出力
  • 全負荷型か特定負荷型か
  • 100Vだけでなく200V機器を使えるか
  • 車両バッテリーを何%まで使用できるか

全負荷型は、停電時に住宅全体へ電力を供給できる構成です。

特定負荷型では、あらかじめ選んだ回路へ給電します。

例えば「冷蔵庫・照明・スマートフォンだけ使えればよい」のか、「エアコンやIHまで使いたい」のかによって必要な設備構成が変わります。

停電対策では、家電の合計消費電力とV2Hの最大出力を照らし合わせて考えることが欠かせません。

太陽光発電・蓄電池・V2Hはどう組み合わせる?

「V2Hがあれば家庭用蓄電池はいらないのか」「太陽光発電がない家にV2Hを付けても意味があるのか」は、導入前によく迷うところです。3つの設備は似た役割を持つ部分がありますが、電気をつくる・ためる・車と家の間で移動させるという役割はそれぞれ異なります。

表|太陽光発電・蓄電池・V2Hの役割

設備主な役割停電時向いている考え方
太陽光発電昼間に電気をつくる条件を満たせば発電した電気を利用電気を自宅でつくりたい
家庭用蓄電池家で使う電気をためる蓄えた電気を住宅へ供給車が不在でも電気を確保したい
V2HEV・PHEVと住宅の間で充放電車のバッテリーから住宅へ給電EVの大容量バッテリーを住宅でも使いたい

太陽光+V2Hが向いているケース

昼間に自宅へEVを置くことが多い家庭なら、太陽光で発電した電気をEVへ充電し、必要な時間帯に住宅側で使う構成を検討できます。

東京都のV2H助成も、所定の太陽光発電設備とEV・PHEVなど増額要件を満たす場合、通常より高い助成率が設定されています。

そのため、太陽光発電がある住宅や、これから太陽光とV2Hをまとめて検討する住宅では、設備を別々に決めるより全体構成から考える方がわかりやすくなります。

蓄電池も検討した方がよいケース

EVを通勤や仕事で日中持ち出す家庭では、停電時に車が自宅にない可能性があります。

このような使い方では、V2Hだけを非常電源にすると「車が戻るまで家へ電気を供給できない」という弱点が残ります。

車の有無にかかわらず一定の電力を確保したい場合は、家庭用蓄電池との併用も選択肢です。

東京都では家庭用蓄電池について別の助成制度があり、DR実証へ参加する場合には加算制度も設けられています。V2H補助とは別制度なので、同時導入する場合はそれぞれの条件を分けて確認します。

V2Hだけでも意味があるケース

すでにV2H対応EV・PHEVを所有していて、主な目的が停電対策やEVから住宅への給電なら、V2H単独から検討する方法もあります。

「太陽光や蓄電池がなければV2Hを設置しても意味がない」というわけではありません。

判断するときは、

  • EVが自宅にある時間
  • 太陽光発電の有無
  • 停電時に何時間程度の電源を確保したいか
  • 車が外出中でも非常電源が必要か
  • 昼と夜の電気使用量

を整理すると、自宅に必要な設備が見えやすくなります。

設備の数を増やすことが目的ではありません。自宅で電気を「いつ、どこから、どこへ動かしたいか」を基準に、必要な組み合わせを考えることがポイントです。

港区でV2Hを導入するときの費用の考え方

港区でV2Hを導入するときの費用の考え方

V2Hの見積りを見ると本体価格へ目が向きやすいものの、実際の総額は住宅側の工事条件によって変わります。同じV2H機器でも、駐車位置、分電盤までの距離、停電時の給電方法が違えば工事内容も同じにはなりません。

港区では敷地や駐車スペースが限られる住宅、ビルトインガレージ、地下・屋内駐車場なども考えられます。機器価格だけで比較せず、「何が見積りに含まれているか」を確認してください。

表|V2Hの見積りで確認したい費用

費用項目確認したい内容
V2H本体メーカー・型番・充放電性能・保証
標準設置工事本体設置、基本的な電気工事、接続作業
分電盤・切替設備停電時の給電方法や既存設備との適合
配線工事V2Hから住宅・分電盤までの距離
基礎工事本体を安全に固定するための施工
追加工事壁貫通、地中埋設、電気設備改修など

見積額が変わりやすいのは、特に配線と分電盤です。

例えば、駐車場所の近くに分電盤がある住宅と、建物の反対側まで配線しなければならない住宅では、必要なケーブルや施工量が違います。

停電時に家全体へ給電する構成にするのか、必要な回路だけに絞るのかによっても設備内容は変わります。

見積りを比較するときは、総額だけではなく次の点をそろえて確認すると判断しやすくなります。

  • 同じV2H型番になっているか
  • 分電盤や切替設備まで含まれているか
  • 配線延長による追加費用が含まれているか
  • 基礎工事や壁貫通が別料金になっていないか
  • 補助金の対象経費と対象外経費が区別されているか

東京都は、本体費用・工事費用・国補助額・増額申請の有無から助成額の目安を確認できるシミュレーションツールを公開しています。

ただし、東京都の「上限100万円」は定額で100万円支給されるという意味ではありません。

通常申請では助成対象経費の2分の1を基準に上限50万円、増額要件を満たす場合は助成対象経費の10分の10を基準に上限100万円となります。国などから同じ対象経費に補助金を受ける場合は、その補助額を差し引いて東京都の助成額を計算します。

したがって、見積りを取った段階で、

「総額はいくらか」

だけではなく、

「このうち東京都の助成対象経費はいくらか」

まで確認しておくと、補助後の自己負担を比較しやすくなります。

補助金を使うなら契約前に申請手順を確認

V2H補助金では「設置後に申請すればよい」と考えて契約してしまうことが大きな失敗につながります。2026年度の東京都制度では、原則として機器設置の契約前に事前申込を行う仕組みです。

基本的には、機器を選ぶ前に補助対象になるか確認し、その後で申請と契約へ進みます。

表6|港区でV2Hを導入するときの基本的な流れ

順番行うこと確認ポイント
1車両を確認車種・年式・V2H対応
2現地調査設置場所・配線・分電盤
3機器を選定CEV対象機器・車両との適合
4補助制度を確認東京都・港区・国の最新状況
5東京都へ事前申込原則、契約前
6契約・施工受付条件を満たした後に進める
7実績報告工事・支払い後に必要書類を提出

東京都の2026年度事前申込は5月29日に始まっています。

受付終了は2027年3月31日17時ですが、期限だけを見て後回しにするのはおすすめできません。

補助事業は予算や運用状況が変わる可能性があります。

さらに、2026年度に事前申込を受け付けた申請では、実績報告時に「金融機関発行の証明書等」の提出が必須となる変更も公表されています。

申請前には少なくとも、

  • 機器型番
  • 見積書
  • 契約予定日
  • 車検証
  • 建物の登記事項
  • 太陽光発電設備の情報

を整理しておくと手続きが進めやすくなります。

なお、東京都は2026年4月1日から6月30日までに事前申込前の契約を行った案件について特例を設けていますが、現在はその期間を過ぎています。

これから契約する場合は、原則どおり事前申込を済ませてから契約する流れで考えてください。

港区で見落としやすいV2Hの設置条件

港区で見落としやすいV2Hの設置条件

港区のV2Hでは、補助金以上に住宅条件が判断の分かれ目になる場合があります。特にマンションの多さ、屋内・機械式駐車場、住宅と駐車スペースの位置関係など、都心部ならではの条件を現地調査で確認することが欠かせません。

戸建住宅は「機器を置けるか」だけでは足りない

V2H本体を置くスペースがあっても、実際に設置できるとは限りません。

確認したいのは、

  • EVを通常駐車する位置
  • V2Hから車両充電口までの距離
  • 分電盤までの配線経路
  • 隣地境界や通路への影響
  • 機器の点検・交換スペース

です。

例えば駐車場が建物の正面、分電盤が反対側にある住宅では、外壁沿いに長い配線工事が必要になる場合があります。

地下駐車場やビルトインガレージでは、施工方法やケーブルの取り回しをさらに細かく確認することになります。

港区ではマンションか戸建かで補助制度も変わる

東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」は、その名のとおり戸建住宅向けです。

建物登記に「共同住宅」が含まれるケースや、一定の二世帯住宅などは対象外になる場合があります。クール・ネット東京も、共同住宅については別制度の対象となる可能性があると案内しています。

港区では共同住宅の割合が高いため、この確認は特に重要です。

マンションでは、

「自分の駐車区画だから自由に設置できる」

とは限りません。

電源や配線が共用部分を通れば、管理規約や管理組合の承認が関係します。

港区のマンション向け資料でも、充電設備の導入には設置場所や費用だけでなく、利用方法、料金徴収、費用負担などについて合意形成が必要と説明されています。

機械式駐車場は事前確認が欠かせない

港区ではマンションや敷地条件の厳しい住宅も多いため、機械式駐車場を利用しているケースがあります。

この場合、

  • ケーブルが車両まで届くか
  • 駐車パレットの動きを妨げないか
  • V2H本体を設置する固定スペースがあるか
  • 共用電源設備から必要電力を確保できるか

など、平置き駐車場とは異なる確認が必要です。

V2Hを購入してから設置方法を考えるのではなく、現地調査→機器選定の順番にすると無理を避けやすくなります。

V2Hの施工会社を選ぶときの確認ポイント

V2Hは、一般的なEV用コンセントより確認項目が多い設備です。車両との適合、住宅側の電気設備、停電時の給電方法、補助金申請まで関係するため、本体価格だけで施工会社を比較すると違いを見落としやすくなります。

表|V2H施工会社を比較するときの確認ポイント

確認項目確認したい内容
補助金東京都V2H助成の事前申込・実績報告を理解しているか
車両確認車種だけでなく年式・仕様・V2H型番まで照合するか
現地調査駐車位置、分電盤、配線経路まで確認するか
停電対策停電時に使える回路・家電まで説明できるか
太陽光・蓄電池既存設備との接続や将来構成まで確認できるか
見積り本体、標準工事、追加工事を分けて提示するか

特に確認したいのが、補助金の扱いです。

東京都の令和8年度V2H助成は、原則として契約前に事前申込を行います。

見積書の内容や機器型番だけでなく契約時期も補助金に関係するため、「施工できる会社」であることと「補助金を含めて適切な順番で進められる会社」であることは同じではありません。

車両についても、「日産車だから対応」「PHEVだから使える」という確認では足りません。

車種・年式・仕様と、設置予定のV2H機器をメーカーの最新対応表で照合してもらいましょう。

停電対策を重視する場合は、

  • 冷蔵庫
  • 照明
  • エアコン
  • IHクッキングヒーター
  • 給湯設備

など、停電時に使いたい設備を事前に伝えておくと話が具体的になります。

「V2Hを取り付けられるか」だけでなく、「この住宅でどう使えるか」まで説明してくれる施工会社かどうかを比較基準にすると選びやすくなります。

港区でV2Hを相談するなら

港区のV2Hを株式会社ソルトへ相談するという選択肢

補助金やV2H対応車種を調べても、最後に残るのは「自分の住宅と車なら、どの構成が合うのか」という個別の判断です。港区では戸建住宅とマンションで制度や施工条件が大きく異なり、駐車場と分電盤の位置によって工事内容も変わります。

株式会社ソルトでは、東京都内で太陽光発電・家庭用蓄電池・V2Hの設計・施工を行っています。

V2H単体だけでなく、

  • 現在の太陽光発電をそのまま活用できるか
  • 家庭用蓄電池まで必要か
  • 所有するEV・PHEVと接続できるか
  • 停電時にどこまで電気を使いたいか

といった条件から設備構成を整理できます。

東京都では、太陽光発電、家庭用蓄電池、V2Hで助成制度が分かれています。蓄電池へDR実証を組み合わせる場合は確認事項も増えるため、複数設備を同時に検討している方は全体をまとめて確認した方が整理しやすくなります。

すぐに機器を決める必要はありません。

まず「補助対象になる住宅か」「所有車に対応する機器があるか」「どこに設置できるか」を整理してから、具体的な見積りへ進む方法もあります。

港区のV2Hでよくある質問

港区でV2Hを検討するときに確認されやすい内容をまとめました。補助金の受付状況や対象機器は変更される場合があるため、契約前には東京都・港区・国の最新情報も確認してください。

港区でV2Hを設置すると2026年度はいくら補助されますか?

東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」の要件を満たす場合、通常は助成対象経費の2分の1・上限50万円です。所定の太陽光発電設備、EV・PHEV、V2Hなど増額要件を満たす場合は、10分の10・上限100万円となります。実際の助成額は対象経費や他の補助金によって変わります。

港区独自のV2H補助金はありますか?

2026年9月2日時点の港区公式情報では、東京都の戸建住宅向け制度と同じ意味で家庭用V2H本体を独立して助成する区分は確認できません。港区には普通充電設備・急速充電設備への助成があるため、設置予定機器が対象になるかは工事前に港区へ確認してください。

2026年度の国のV2H補助金はまだ申請できますか?

令和7年度補正予算によるV2H充放電設備補助金は、2026年8月27日に申請受付を終了しています。今後、新たな制度や追加募集が行われる可能性もあるため、次世代自動車振興センターの最新情報を確認してください。

V2Hの設置費用は何によって変わりますか?

V2H本体だけでなく、駐車場所から分電盤までの距離、配線方法、分電盤・切替設備、基礎工事、停電時の給電方式などで変わります。見積りを比べるときは総額だけではなく、本体・標準工事・追加工事を分けて確認すると比較しやすくなります。

太陽光発電や蓄電池がなくてもV2Hは使えますか?

対応するEV・PHEVと住宅側の設備条件を満たせば、V2H単独でも利用できます。太陽光発電があれば発電した電気をEVへ充電する構成を検討でき、家庭用蓄電池を併用すれば車が外出している時間帯にも電気をためられるなど、それぞれ役割が異なります。

日産サクラやリーフ、アウトランダーPHEVはV2Hに対応していますか?

対応するV2H機器があります。ただし、同じ車名でも年式・仕様・急速充電機能、V2H機器の型番によって条件が異なる場合があります。契約前に車検証の情報と機器メーカーの最新対応車種一覧を照合してください。

港区のマンションでもV2Hを設置できますか?

設備として設置できる可能性はありますが、東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」は共同住宅を対象外としています。マンションでは管理組合の承認、共用部分の配線、駐車場形状、電源容量なども関係するため、戸建住宅とは別に確認が必要です。

自宅に合う補助金とV2Hを確認したい方へ

港区でV2Hを検討するときは、補助金だけでなくV2Hの基礎、東京都全体の制度、施工条件もあわせて確認すると理解しやすくなります。制度については公式情報を優先し、施工や機器選びについては関連ページを参考にしてください。

株式会社ソルトの関連ページ

V2H|株式会社ソルト
V2Hの基礎、東京都のV2H補助金、太陽光との組み合わせなどを確認できます。
V2H|株式会社ソルト

東京都の太陽光・蓄電池・V2H補助金|株式会社ソルト
東京都で利用できる住宅向け補助制度をまとめて確認できます。
東京都の太陽光・蓄電池・V2H補助金|株式会社ソルト

施工実績|株式会社ソルト
東京都内の太陽光発電・蓄電池などの施工事例を確認できます。
施工実績|株式会社ソルト

株式会社ソルト公式サイト
V2H、太陽光発電、蓄電池、補助金相談などの案内があります。
株式会社ソルト公式サイト

公式情報

令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業|クール・ネット東京
2026年度の東京都V2H助成額、対象要件、事前申込、申請書類を確認できます。
令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業|クール・ネット東京

電気自動車等用充電設備|港区
港区の2026年度充電設備助成について、対象設備、申請期限、必要書類を確認できます。
電気自動車等用充電設備|港区

V2H充放電設備補助金|次世代自動車振興センター
国のV2H補助金について、受付状況や対象設備などの最新情報を確認できます。
V2H充放電設備補助金|次世代自動車振興センター

制度内容や対象製品は年度途中でも更新される場合があります。特に補助金を利用する場合は、見積り・契約の直前に公式ページの最新情報を再確認してください。